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プラスチック容器の蓋が開かないときの裏技特集

プラスチック容器の赤いフタを両手で開けようとしている様子 家事
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冷蔵庫から出したばかりの保存容器、電子レンジで加熱した後に閉めたタッパー。

いざ使おうと思ったら、「フタが開かない!」と困った経験はありませんか?

プラスチック容器のフタが開かなくなるのは、密閉状態や温度差による圧力の変化が原因です。

特に冷蔵・冷凍、加熱直後の密閉されるが故に、無理に開けようとして容器を破損してしまうことも。

この記事では、フタが開かないときに試してほしい裏技や、そもそも開かなくならないための予防法を、実用的かつ簡単な方法で詳しくご紹介します。

道具なしでできる!基本のやり方

まずは特別な道具を使わず、身ひとつでできるシンプルな方法から試してみましょう。

両手でひねる

容器の底とフタをそれぞれ両手で持ち、左右に少しずつひねるように動かすと、密着部分に空気が入り込みやすくなります。

力任せにせず、ゆっくりじわじわと動かすのがコツです。

フチを指で押す

フタの縁を指の腹で押しながら回していくと、密閉されていた空気の通り道ができ、開きやすくなります。

特に柔らかめのフタに有効です。

テーブルに軽く打つ

フタ部分を下にして、テーブルなどに軽く「トントン」と叩いてみましょう。

振動によって密着していた部分がずれることがあります。

力加減には注意し、あくまで軽くが基本です。

私はこの「トントン」をよくやるのですが、本当に軽い力で開くので、まずはこれを試していただきたいです。

上からそっと押す

容器の中心部分を軽く押し込むことで、内部の気圧が変化し、フタが浮きやすくなることもあります。

冷蔵後のタッパーなどで特に効果的です。

家にあるものでできる!ちょっとした裏技

簡単な道具を使って、さらに成功率を高めましょう。

ゴム手袋や輪ゴムを使う

輪ゴムを巻いたプラスチック容器のフタを両手で開けようとしている様子

輪ゴムを巻くだけで、フタにかかる指の力がぐっと入りやすくなります。

手がすべりやすいときは、ゴムの力を借りましょう。

フタの周囲に輪ゴムを巻いたり、ゴム手袋をつけて開けると、摩擦が増して力が伝わりやすくなります。

私はこの方法もよくやります。

実際にゴム手袋を使ったら、思ったより軽い力で蓋が回りました!

キッチンペーパーや布巾を活用

ゴムがない場合でも、布やキッチンペーパーを間に挟むだけで、しっかりとホールドしやすくなります。

ドライヤーやぬるま湯で温める

ドライヤーの温風をプラスチック容器のフタに当てている様子

フタを温めることで、プラスチックのゆがみを利用して開けやすくなります。

特に冷蔵庫や冷凍庫から出した直後の容器は、フタが本体にぴったり吸着しています。

フタ部分だけを、ドライヤーで温めるか、40〜50℃のぬるま湯に30秒ほど浸けてみましょう。

プラスチックがわずかに膨張し、開けやすくなります。

注意:熱湯は使わず、ぬるま湯に。急激な温度差は容器の変形や壊れてしまう可能性があります。

スプーンを使う

スプーンの先をフタと容器のすき間にそっと差し込み、テコの原理で少しずつ浮かせる方法もあります。

プラスチックを傷つけないよう、あくまで優しく行いましょう。

代用品としては、バターナイフやカード、割りばしの角なども使えます。

ふたが開かないときの工夫については、水筒の場合の対処法も参考になります。

電子レンジ使用後に注意したいこと

加熱後にフタをすぐに閉めてしまうと、内部の蒸気が冷えて密閉状態(負圧)になり、開かなくなる原因になります。

対策は?

  • フタは軽く乗せるだけにし、密閉は避ける
  • しっかり閉めるのは冷めてから
  • 蒸気を逃がせる構造のフタ(通気孔付きなど)を選ぶ

電子レンジ専用の容器は、蒸気弁やシリコンフタ付きのものを選ぶと密閉してしまうことを減らせます。

よくあるNG行動と注意点

フタが開かないからといって、なんでもやっていいわけではありません。

ここではNG行動と注意点をお伝えしますね。

力任せに引っぱる

「なんとか開けたい!」と力いっぱい引っ張ると、プラスチックが割れたりフタのツメが折れたりする可能性があります。

無理な力をかけるよりも、空気や温度をうまく使う方法が安全です

刃物を使う

包丁やカッターをすき間に差し込むのはやめましょう。

手をケガする恐れがあるだけでなく、容器を傷つけてしまうこともあります。

電子レンジで再加熱する

「中の空気を膨張させて開ける」という方法は一見理にかなっていますが、密閉状態のまま再加熱すると破裂の危険があるため避けましょう

フタが開かなくならないための予防策

そもそもフタが開かなくなる状況を避けるために、日頃から以下のポイントを意識してみてください。

中身は8割まで

液体をたっぷり入れすぎると、加熱や冷却時に膨張して密閉状態になりやすくなります。

目安は8割程度にとどめておきましょう。

熱いまま閉めない

料理を詰めた直後など、まだ容器が熱を持っている状態でフタをすると、冷めたときに内部の圧力が下がり、フタが吸い付く原因になります。

耐熱性のある容器を選ぶ

加熱・冷却に強い容器は、変形しにくく、フタの不具合も起こりにくくなります。

使用前に電子レンジや冷凍庫対応かどうかを確認しましょう。

容器の用途を分ける

冷凍用、お弁当用、常備菜用など、用途に合った容器を選ぶことで、フタの開け閉めのストレスも軽減されます。

定期的なメンテナンスも忘れずに

容器やフタのパッキン部分に汚れや劣化がないかを定期的に確認しましょう。

小さな傷でも密閉状態に影響を与えることがあります。

状態が悪い場合は買い替えを検討しましょう。

まとめ

プラスチック容器のフタが開かなくなるトラブルは、日常のちょっとした工夫で防ぐことができます。

もし開かなくなってしまっても、無理に力をかけず、今回ご紹介した方法をひとつずつ試してみてください。

摩擦、温度、空気圧などの性質を活かせば、意外とあっさり開くこともあります。

そして、フタが開かなくならないような保存方法や容器選びの工夫も忘れずに。

ちょっとした気配りで、毎日の台所ストレスをひとつ減らすことができますよ。

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